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♡灰鷹のサイケデリカ プレイ感想

HAPPY NEW YEAR 2021~!!!
新年一発目のブログは年末に滑り込みトロコン!!2020年の締めくくりにプレイした「灰鷹のサイケデリカ」!!!

www.otomate.jp

狼の一族、鷹の一族が対立し合う、雪の降り続く閉ざされた世界。
ヒロインは狼の一族の長に育てられた。性別偽って男の子として、魔女であることがばれないように。
狼の一族の長には2人の息子がいて、対立する鷹の一族の長には1人の息子が…。


黒蝶やってサイケデリカの世界観にハマって、やるつもりなかった灰鷹にも手を出したけど、、灰鷹の重みもこれまた………(ToT)良

黒蝶より灰鷹のほうが全体的に暗くて重いストーリー。みんなまるっと幸せになれることはなくて、何かの犠牲の上に成立する刹那的な儚い幸せの光を掴みにいく😢


サイケデリカシリーズは閉鎖された空間で限られた登場人物たちの間で生まれる出来事、歪む関係がグサグサくる。背負ってるバックグラウンドが重い登場人物たち、その生きていく道、生きてきた道がどう重なっていくか……。相手を思うがゆえ、明るい未来を思うゆえに、そうなってしまう世界。
こうゆうの、私は好き。(ハニブラの女)

最後にこうでした!!っていう圧倒的な陽のハッピーエンドが描かれるわけではなく、登場人物たちみんなの幸せをどうか願わずにはいられなくなる、余韻がすっっっごい作品でした。


黒蝶以上に何を言ってもネタバレになる灰鷹。
攻略順はセーブが楽なように進めてしまったけど、A girl endが正規エンドだろうね、なるべく後に回してほしい。
旅人エンド、魔女エンドは攻略制限あってこの少女エンド踏まないとだめだけど。
それ以外はどこからぶち当たっても同じだろうよ。少女エンドが正規エンドでメインルート、これ以外はおまけと思っとけば気が楽だよ。しょうがないよね、パケ男は背負ってるものが強すぎんのよ🤷‍♀️


この灰鷹のサイケデリカの世界で、根本的な解決に至るエンドがまず少女エンドと魔女エンドだけ?
魔女エンドは旅人エンドから派生するから旅人エンドって言っていいのかな🤔
攻略対象たちのエンドは、仮初の幸せを掴むだけで問題の根本は解決していない。いつ終わるかいつ崩れるかわからない泡沫の幸せ。(しんどい)

恋愛エンドあるのは4人……?
公式のキャラ紹介でヒロインの次に出てくるハイタカとは恋仲にはなれない。なりたくても、うっ、事情がなぁ(天を仰ぐ)


キャラにフォーカスしながら感想だよ。
なるべく伏せるから伝わらんかもしれん🤦‍♀️


ハイタカ(CV平川大輔)
ヒロインの次に、最初に登場する男。登場した瞬間、悪夢にうなされるヒロインのまぶたにキスする大人の男!優しく慰めてくれる男!!何これ~!?好きになるだろ!!!と思いましたが攻略できなかった。
いや、もう、ハイタカは攻略したかった。それに尽きる。わかるけど、事情はわかるんだけど~!!ああ~~!!!(大の字バタバタ)
怠惰に生きててどこか掴みどころのないヒモのダメ男、自称ハイタカさんですが、若い頃のビジュアルが最高に好きです。この世界が生み出された原因に深く絡んでくるんだけど、はぁ🤦‍♀️
わたしゃアンタと幸せになりたかったよ。メリバになるし恋愛エンドではないけど、ハイタカエンドはけっこう好きだよ。ハイタカのエゴかもしれないけど、つらいことから守ってくれる、そんなエンディング。そこに、愛はあるんか?本物の愛はあるんか??(女将発動)


♡ラヴァン(CV日野聡)
狼の一族の長の長男、次期当主。圧倒的包容力お兄ちゃんのラヴァン。お調子者の弟と違って、落ち着きのある凛々しいラヴァン。こんな人と幼少期から過ごしたら好きになってるに決まってるだろうな~、いくらヒロインが男の子として育てられてるとはいえ私だったら好きになると思う。(チョロい)
実はまぁヒロインが打ち明ける前からヒロインのこと女の子だってわかってるんですが、そして恋心抱いてるんですが、わかってて隠してたんかお前~はぁ~~もう🤦‍♀️ってなる。彼は父親の愛情深い血を強く引き継いだ男。自分の使命を果たすために恋慕する気持ちを押し止めるのがまた一興よ。
鷹の次期当主、ルーガスと対立するのも良い展開。おいしかった。まじパケ男がルーガスじゃなければラヴァン優勝だよ(涙)


♡レビ(CV斉藤壮馬)
顔がイケメンのお調子者、狼の一族の次男レビ。まず立ち絵がイケメンすぎる。顔が優勝すぎた。照れ顔、驚いた顔もうなーーーんでも可愛いイケメン。
ですがまぁ~~とんでも爆弾を抱えているのがレビ。地雷な人はほんと地雷でしょう。理由がある、そうゆう性だとしても、愛していたとしても、彼の全てを受け入れるのはなかなか大変だろうよ。川辺のあのシーンはわりかしトラウマになるだろうよ。いろいろ通ってきて(X-day事件とか、マフィア抗争とかね)、物騒な展開には少し慣れてしまった乙女ゲーマー「おおい!なにすんだ!!」とプレイしましたけど、もっとヒロインを心配すべきだったな。振り返ってみればあんなことしてくる攻略対象なかなかよ!!!レビは父親の獣の血を強く引いちゃった可哀想な子だけど、エンドはあれでよかったんじゃないかな。犯した罪は消えないし、赦してもらえることじゃない。償わなきゃいけない彼が、幸せを掴むなんて簡単なことじゃない。綺麗事じゃ済まされない。
レビにとって、ヒロインがただそばにいてくれる、それが最上級の幸せなんだよなぁ(涙)


♡ルーガス(CV古川慎)
鷹の一族の次期当主ルーガス。この人、怖い見た目、物騒な噂と違って、とっても純情でまっすぐな心をヒロインに向けてくれるパッケージ男。いやぁ、わかってた、こいつしか勝たんのよ。ヒロインに間違ってキスしちゃってから真っ直ぐでピュアな恋心向けてて、なに、少女漫画か?!ってくらいきれいな恋情を向けてくれる。わかる、女はこうゆうの弱いんや。ヒロインも共通ルートでルーガスに淡い恋心抱いてるよな、わかる、好きになるよな。
ヒロインへの愛情ゆえに、ヒロインの悲痛な願いを受け入れてくれる男。その存在のデカさもう勝てんだろ。ルーガスエンドはちょっとメリバすぎません~!?って感じで何も解決してない仮初の幸せだったけど、少女エンドで全てをかっさらうのがこの男です。少女エンドのルーガス、めちゃくちゃ朱砂やん(オランピアソワレ)。いや、私のプレイ順が悪かっただけで、リリース順なら朱砂がルーガスに寄せてんだよな!(寄せたわけではない)
めちゃくちゃ胸にくるシーンだけど、黒蝶、オラソワ、灰鷹ってやってきてる私、完全にプレイタイトル順をミスったよね。サイケデリカとオラソワはプレイ期間あけるべきだった。でもそんな個別の詳しい内容なんて実際にプレイしてみないとわかんないもんね。はぁ~~せめてオラソワやる前にやればよかった!!!でもそれだと朱砂の感動が薄れるか、、弱ったな(涙)


♡ヒュー(CV浪川大輔)
外の世界から来た旅人。ヒューであり、旅人であり、アッシュであり、◯◯◯◯である。うーん、そう来たかという人物。そうゆう生い立ちなのね、しんどいわ…。最後までどんなポジションなの?ってよくわからないヒューだけど、旅人エンドで全て解決するので読んでね。何書いてもネタバレになるから(涙)
ヒューはヒロインがいるから、ヒューでいられる。物語に登場することができる。傍観者でいたはずなのに、自分の物語を選んでしまうヒュー。欲が出てしまうヒューがなんだか愛しい。そう、ひとりは寂しいんだよね。旅人エンドはもう少し続きがほしかったなぁ。2人は幸せに過ごせるのだろうか。


エンド対象ではないけど、ロレンスがマッッッジでしんどい。
前世の記憶あるやん、ナッちゃん………。
緋影には記憶ないのに、ナッちゃんは覚えててエルリックの後見人して面倒見てるのがなんとも言えん。
それにロレンスの望むこと、ずーっと変わってなくてそのまんまで泣いてしまった。サイケデリカの世界、ほんとナッちゃんに優しくない。
少女エンドで希望が!とも思ったけど、あれじゃあ………アイちゃんと結ばれるのは、、はぁ。


灰鷹やっても結局、ナッちゃんの幸せを願わずにはいられないサイケデリカシリーズ。
これほんとはもう少し続いたのかな?
はっきりとわからない感じ、サイケデリカ全体の真相として次タイトルに続くはずだったのかなぁと思ったり。Switchでいいからシリーズまた出たらいいなぁ。


乙女ゲームっていうよりは、小説読んでるみたいで個別感想とかルートとかよく語れないから、気になった人にはじゃんじゃかプレイしてほしいなぁ。
しんどいけど、面白くて楽しかった!!サイケデリカシリーズありがとう。

さて2021も元気に乙女ゲームやるぞ!!!
またね😃