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♡ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926- ネタバレ感想 前半

HELLO!どうも!!!私です!!
2021年1本目にプレイしたのは、ピオフィオーレの晩鐘の続編!!Episodio1926!!!拍手~!!

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はぁ~~あのね、これとても楽しかった。
すっっっっっごく楽しかったのね。(語彙力)
本当に楽しくて最後までチョコたっぷりボリューム。

前作は私、Vita版でプレイしてたので最初の攻略キャラやってからは軽く2年とか経ってて………記憶が危ういところもあるかと思ったけど、始めたらすぐにブルローネに馴染んだ🥰
1926終わって「ricordoもやろうかな」と思うくらいには楽しかった~!!!どうやらricordoには無印のバッドエンドのその先の話もあるっていうじゃないですか………。コワ、超気になる、やりたい。(限界オタク)


感想らしき思いの丈を綴りたいのですが、続編ということでネタバレなしは苦しすぎるので、ネタバレじゃんじゃかしながら綴る。
無印の感想は書いてないんだけどね。それはいつか気が向いたらね。(フラグ)


攻略順は、続編だし好きなところからやろう!!と公式オススメとかガン無視で進めたわけですが、後半は先にプレイしてた友人にアドバイス受けながら進めた(*・∀・)つ


1926にはルートが大きく3つ。
無印各ルートの続きで5人の個別ルート、大団円の続きということでAlternativa(この中にも5人のエンドがあり)、そしてもうひとつアンリルートがある。攻略制限はアンリで、オルタナで誰か1人のエンドを迎えないと開きません。すごくない??超ボリュームたっぷりなんだけど。


私は、ギルバート→ニコラ→オルロック→楊→ダンテ→オルタナ(大団円以外)→アンリ→オルタナ大団円、でやりました。

でもやったあとで攻略順すすめるなら、私はシナリオを重視なので、
ギルバート→オルロック→ダンテ→楊→ニコラ→オルタナ→アンリ(※ただしBADを先にやれ)
になるかな。
アンリのBADを1926の〆に持ってこないでください、もれなく絶望で打ちのめされる。立ち直れない。



ピオフィオーレの晩鐘では、鍵の乙女と墓守の一族という切っても切れない"運命"があるんですけど、この運命を「そんなもんクソ食らえ!!!f*ck off!!」するのが1926だなぁと思いました。(言い方よ)
よって、鍵の乙女の運命男および前作で鍵の乙女の運命なんて"う"の字も出てこないうちにヒロインを幸せにしちゃった男は1926の舞台では霞みます。(※当方の主観です)


そして、死すら2人を別たない世界………。それがピオフィオーレの晩鐘なんだと。死が2人を別つまでという、誓いの言葉すらクソ食らえな世界、ピオフィオーレの晩鐘。

いや、BADもね、TRUEエンド進むのと、まるまる2章分ストーリー分岐してんのよ。ほんともうBADまで作り込まれてて苦しい、しんどい、好きなの………。(沼)



ここで言っておくけど推しとシナリオの良さは必ずしも一致しないのだ。推しルートのシナリオに物足りなさを感じてしまうこともある、許せ。
じゃあ、プレイしたルート順にざくっと語る。


♡ギルバート・レッドフォード(CV森久保祥太郎)
ほんっっっとにこの男は、かっこよすぎるんですが。なんなんですか。ただただかっこいいんですよ、ギル。ゆえに物足りないんですよね。(早速暴言)
前にツイートで見た言葉を借りるとですね、乙女ゲームっていうのは面白い男たちが各ルートでさらに面白くなるゲームなんですよ。かっこいいだけじゃだめ、面白くなってくんなきゃつまらんのですよ!!!黙
それでも1926では少し弱ったところを見せてくれてしょんぼりしてたギルバート。でも他キャラに比べたらあっさり立ち直る。いやいやいや、もっと弱る日々を送って!?ヒロインがいないとだめだ、今夜だけは俺の我が儘に付き合ってモニョモニョ……ぐらい弱って!?!?(黙れ妄想)
ただスチルはすっっっごいよかったです、風呂。またここでも風呂か。私の推し、もれなく風呂芸人やってて笑うんですけど。(すまんな、これでもギルバート推し)
あとね、前作からのことではあるけど、ギルルートのリリィ(ヒロイン)が他ルートに比べて女の子らしくて可愛いんですよね。ギルが「漢!!!!」らしいせいなのかもしれないけど、リリィの仕草も女の子って感じでとても可愛いの。さすがギルバート、無印で運命関係なしにただの恋愛しただけの男は違うよね。そうですギルバート、無印で運命とかそんなしがらみのことは一切触れずにただただ恋愛した。運命関係なしにヒロインが惹かれるくらい本当にただの良い男なので。
ギルルートのBADは比較的に優しいほうだったかな。切なくてやるせないけど、2人とも生きてたからね。(優しいの基準な)
このピオフィオーレの晩鐘という作品の核になる"鍵の乙女"、ブルローネに眠る聖遺物にはあんま触れてこないルートなのでシナリオの厚みが全体的に物足りなさを感じてしまうけど、ギルは良い男なのよ。ほんとただかっこいいのよ。
サブキャラでいえば、ギルの死んでたはずの父親が出てくるわけですが、名前がユージーンって、ラプンツェルかよと笑ったよ。頭の中で自由への扉が流れたわ、草。父親出すならハートフルストーリー仕立てにしてほしかったなぁ。ただのクソ親父でした。そしてまさかの腹違いのギルの弟も登場。本当にただのクソ親父、そして薬でイッちゃってる腹違いの弟。せっかく血の繋がり出すなら良い話にしてくれたらなぁ。こんな毒親の顔、知らなくてよかったなぁ……(涙)


♡ニコラ・フランチェスカ(CV木村良平)
1926プレイ前から期待していたこの男。なぜなら何かで見たルート紹介が「運命を自ら掴みに行く男」ですよ。そんなの好きにならないわけがないと血が騒ぐ。そんな、ねぇ、運命を自ら変えるっていうんだから………惚れるしかないでしょうよ。
無印プレイ前の初見では、実は私、ニコラが推しだったの。でも実際にプレイして、ニコラの嘘つきみたいなところがちょっとあんまり刺さんなくて……(そしてギルに落ちた)。だからそこまで高い熱量持たずにルート入ったのね、直前には推しのギルやってたのもあるし。
だがしかし、ニコラルートに入った途端のことよ。「アッ、あま………!!何これ!アァ…………(沈んでいく音)」と完敗。なんなの………ニコラ、甘過ぎ!!リリィに囁く言葉ひとつ吐息ひとつが甘過ぎませんか絶叫。甘過ぎて、砂糖漬けにされる………!!シロップ漬けにされる…………!!!(震え)
だってまずスタートが寝起き、ただでさえ甘ったるいその空間で「リリアーナ、僕のお嫁さんにならない?」だってよ。無理でしょ、無理無理。糖分摂取しすぎてしぬ。糖尿病の人は即死だよ!!そしてお嫁さんになってくれないと起きないとグダる~~(頭抱え)。これにはリリアーナも照れて、あ~はいはいなるなる!って冗談だとあしらうんですけど、これでプロポーズ成功したと思い込むニコラ、くっ………可愛い。そしてこれわりとルート終盤まで引っぱるから笑う。プロポーズ成功したと思い周囲へ婚約者だとマウント取るニコラと、自分が照れるからみんなの前でからかってくると思ってるリリィ。このすれ違いがまず美味しいわ。
ニコラルートでは、本来なら鍵の乙女は墓守の一族の当主・ダンテと結ばれて聖遺物の封印を解くことができるところ、ニコラとリリィがくっついてリリィが鍵の乙女の資格をなくしたと思われ、封印が解けなくなった!お前はなんてことしてくれたんだ!となってる状況なんですね。リリィの知らないところで、責められる気持ちに苛まれてるニコラ。でも自分は鍵の乙女に不相応な男であるという負い目はリリィの前では一切見せず、何とか方法はないのかと探るニコラ。リリィのことはデロデロに甘やかしておきながら、その一方で一人で抱え込むところが、ううーん、とてもフランチェスカぁ………!!
最終的にはどうにかこうにかニコラにも墓守の一族の資格があって封印解けることがわかるんですが……(冷静に考えてみればそうよね、ダンテが生まれなければニコラがカポだったわけだし)。封印を解くかどうか、解いたあとどうするかってところまで含めてとてもフランチェスカぁ………!!いや、ほんとこの男はずるい!!ずるくて賢い!!!涙
まさかの楊が出てきたときは、なんで楊!!!何してんの楊!!!生きてたんかワレ!!!って思ったけど(笑)
ニコラは個人的にはBADが印象深い………。リリィを失くしたニコラの慟哭。とても泣ける。
てゆうか、BAD突き進んでる道中でも甘い展開ただよわせて、スチルばんばん出してくるから憎いよね、ピオフィ1926。BADに向かって進んでるのに、教会で誓いの言葉を交わすの、ずっとそばにいる、死が2人を別つまで。なのにリリィを失くす………リリィを失くしてもニコラは涙も流さず仕事を頑張るのね、全ての仕事を早く片付けようと。"死すらも2人を別つことはない。その方法を僕は知っている"ーーー。震えた。
アカン!!!ダメよ!!そんな物騒な考え方!!!もっと幸せな考えを持ってよ!!と泣いたね私は。同じオトメイトの男、原田左之助の考え方と真逆すぎる!!!展開も真逆だけどさ!!原田はね、共に生きた証は続いていくって!!!俺たちは死んでもずっと一緒だって!!そう、言うんだからァー!!!(強制終了)


♡オルロック(CV豊永利行)
無印でめちゃくちゃ殺伐としてた使徒オルロックのルート。開始時点で誰が生き残ってんのよってくらい前作のクライマックスがザシュ!ザシュ!!(血飛沫)祭りだったよね。それを乗り越え、教国で手にした2人の穏やかな幸せ…………この穏やかな幸せがずっと続きますようにって祈ったんだよ私は。
そう祈ったのに、なんでまた物騒なブルローネに戻らなきゃいけない!?!?フォルツォーネと老鼠のトップ潰しちゃってんだから、戻ったら残党たちに滅多打ちにされるに決まってんじゃん!?!?なんでそんな危険なことわかってるブルローネに行かねばならんの……‥やはりピオフィの世界、全然優しくない。オルロックに優しくない世界。
しかし戻ったところでまさかのヴィスコンティが協力してくれる。もうほんとギルバート・レッドフォードよ………なんであんたそんなにかっこいいん?他ルートでばっかりかっこよすぎないか??あん???(悔しすぎて怒)
ヴィスコンティと協力体制組むことになってから、懐の広いギルがヴィスコンティwelcome!!してくれて一緒にごはん食べたりもするんだけど、オリヴァーですよ。ほんともうめちゃくちゃ笑ったオリヴァーのポテト愛。ポテトに対する信頼が厚すぎるwww POTATO食べたらオリヴァーみたいに大きくなれる!!それを真に受けてポテトをモリモリ食べるオルロックにも笑う。あのギルがビビるほど、ポテト茶化すとガチオコプンプンファイヤー!!するオリヴァー最高に楽しい。どんだけイモにガチやねんwwwww
前作のBADではオルロックの実父があの人だってわかるんだけど、1926ではオルロックの本当の名前まで判明。"ノア"だってよ………美しすぎない?その響き。やっぱりオルロックは天使なのでは??もうほんと、オルロックはほわほわの幸せにまるっと包んであげたい感情でいっぱいになる……(涙)
1926では前作で最後に戦ったダンテの言葉が亡霊のようにずーっとオルロックに染み付いてまわるから、ダンテの回想が出てくるたびに苦しい。ダンテの言霊がオルロックを悩ませる。ほんともう、亡くなってまでダンテやめーや、私はただオルロックには幸せに包まれててほしいだけなんやで……(母性)
1926のオルロックBADもなかなか印象的。ここでついにエミリオの正体もわかる。ずっとずっと転生して行く末を見てきた彼、輪廻を終わりにしたくなる気持ちわかるわ………エミリオ、どうか安らかに眠ってほしい😭
そしてここでも、死が2人を別たないエンディング………。めちゃくちゃ泣いたけど、めちゃくちゃ性癖に刺さった。生死別れて生き残るくらいなら、2人で一緒にいられる時間が永遠に続くように、と。ギルバートの回想でぴえんぱおんぴえんが止まらなかった(号泣)


っと、思いの外ながーくなっちゃったので、続きは次の記事にすることにする(;-ω-)
じゃあまた、チャオ😜