キミだけ見つめてた

i wanna know what moves your heart

♡ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926- ネタバレ感想 後半

さて、どうも!!
ピオフィオーレの晩鐘-Episodio1926-!!!
ネタバレ感想みたいなもの、後半戦!!

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攻略した順にぼちぼち語ってるよ\(^_^)/
ギルバート→ニコラ→オルロック、は前半の記事で。
ここからは後半、楊→ダンテ→オルタナ→アンリ


♡楊(CV岡本信彦)
乙女ゲーム界でなかなかここまで動物的な攻略対象っていなくない?ってくらい獣の本能で生かすも殺すもしている楊。行動が読めない、何考えてるかわからない楊。前作では楊の気分次第でいつ殺されるかわからない状況にずっとヒヤヒヤしてて、ヒロインよ、あの状況で好きになるってどうなん?身も心も絆されちゃってるけど、ストックホルムシンドロームじゃん??と思ったけど、今作もわりとそれが続く🙋
相変わらず物騒な楊、お盛んなことで。だがしかし、なんとなーく無印よりもまろやかな気がする1926楊。なんとなーーくリリィに惚れ込んでる気がする1926楊。わかりやすく優しいとかないし、相変わらず脅してきてるんだけど、どうした?口では物騒なこと言ってるけど、実際リリィにそんな酷いことできる??本心じゃないな???っていうのがプレイしててわかっちゃう、何かが滲み出ている1926楊。なんとなーーーく、いや、んなわけねえ!!!絶対に!絶対に、だ!!リリィのことが大事な楊!!!その感情に本人は気づいていないと?!それは鈍感!!痛みに鈍いとはいえ、感情も鈍すぎか!!!
リリィは相変わらずそんな楊の脅しに怯えてるわけだけど、第3者目線で見ればいやいや笑えるくらい1926の楊、リリィのこと大切にしてるから。好きって気持ち溢れてきちゃってるじゃん。リーと一緒に苦笑いだわさ私も🤷‍♀️
いつ殺されるかわからない不安さがあり、だけど戦闘はめっちゃ強くて味方でいてくれる分には最強で最狂な楊、無印もルート良かったんだけど、1926も良いじゃない~!!!(歓喜) 無印、1926トータルで見た私的シナリオランキングつけるなら楊が1位よ。ギルバートなんて………(黙)
しかしホント、こんな狂暴な楊がね、びっくりするくらいトゲ抜ける。いまだにあのトキメキは夢か?と思うくらいよ。リリィがプンスコして「実家に帰らせていただきます!!」するんだけど、前作の楊ならそんなこと言ったが最後、秒でリリィのことザシュ!!(血飛沫)となると思うんだよ、そうだよね。それがさ、リリィのこと甲斐甲斐しく教会まで追っかけてきてさ、リリィの背中合わせに座り込んでさ、消え入る声で「………すまん」ですよ!?!?
あ、あ、謝った~~~!?!?!あの楊が???謝罪って言葉知ってたんだね楊!!!マジか!!!とんでもなく胸がズキューーーンしたよ。楊ってほんと吊り橋効果なんだよ。いつも酷くされてて、たまにこのちょっとしたやさしさがアカン。ダメ男に引っ掛かってる気分だよ………。
楊ルート、TRUEエンドも良きだった………あの、一瞬BADきちゃったかと思う、リリィが刺されるシーン。失いそうになって、必死になる楊がとてもとても性癖じゃない?ずるくねえ??徹底して感情のよ~~わからん楊が、最後の最後で気づくなんて…………。それを言えばBADも最高なの。リリィのこと庇って自分が刺されるなんて、無印の楊じゃ考えられんよね!!だってあの、躊躇いもなくヒロインを盾にした楊だよ!?!?うっ…………楊、あんた最高かよ。恋する人間的に成長したなホント🤦‍♀️


♡ダンテ・ファルツォーネ(CV石川界人)
もうね、ダンテはセンター男として圧倒的優勝なんだよ。そんなの無印でよくわかってるんだよ墓守の一族の運命男よ。………1926シナリオ、よく頑張ったよね。周囲の男たちはみんな「運命なんてクソくらえ!!!」してる1926の各々ルート。運命男のダンテにしちゃあ、もう勝負なんてのは無印でついてるわけでさ、そんな中の1926はほんと彼の健闘を称えたい…………(偉ぶんな)
なんて言ったらいいんだろう、とても安定してるんだよね、ダンリリカップル。運命の2人だから。好きって惹かれあった気持ちだけじゃなくて、呪いになりかねない運命すら味方についてて、もう2人が愛を育んでいくのを見守るだけですよ1926。カポとしては真面目で潔白すぎるダンテを、リリィが支えていくんですね。他の男たちはマフィアと恋愛してるって実感するくらい恋の駆け引きでもちょいちょい狡猾さというか大人の悪い男を垣間見たりするんだけど、ダンテはそれがない……!!真面目な好青年!!!これ下手したら童貞枠だよ!!!(そんなわけあるか)
いやマジで前作で交配したことを忘れて童貞を疑うくらいに寝ないんだけど。思い通じあってカレカノなんだよね?いくら仕事忙しいとはいえ、それとこれとは別じゃない!?ってくらい手を出してこないダンテ、焦れた。楊ルートやってからくると余計だね、あっちはほんとそればっかりだから🤷‍♀️
ダンテルートではヴィスコンティと対立するような流れになってきて、大雑把に分岐結果を言ってしまえば、TRUEはギルがイイ奴で終わり、BADはギルが悪い奴で終わる。ギルに「俺たち友人~」って言われて、違うもん!!と反発したダンテ、口ではそう言ったけど心の中では友人と思ってるんだよね、可愛いな。裏切られるBADではお前は乙女か!ってくらい悲しそう。
組織は違えどマフィアのカポとして背負う立場にあるのが同じ境遇のダンテとギル。ダンテは自分とギルを比較しちゃって、ギルの人当たりの良さ、みんなから好かれて頼られる人柄、その人望が羨ましいと思ってるのに素直に口に出せないんだよね、妬んで結果的にギルに殴りかかるの。でもギルに拳じゃ勝てなくて手加減されてるってところまで含めてとても黒谷優かよ。(黙れ)
いやいやこれは唐突に拳でファイト始めるから、シリアスシーンなのに思わず私も笑ったわよ。喧嘩しても仲直りできるのがTRUEだけど、BADがね、、太陽のようなギルがとことん胸クソになってくれる。ギル推しの女、とても悲しかったよ。TRUEでは友人として笑い合える2人が、BADでは銃で殺し合いをし、、結果的にダンテはヒロインを失い、ギルを殺す。ダンテの慟哭がなんとも悲痛。そして彼もまた死を望む、、敬虔なダンテを殺してくれるのがアンリ、、、なんて結末だよ。ここにドラムがいたら違う結末だったと思ったよね。思わず頭の中で流れたよ、イカれた~リアルにまやかしを~~(号泣)(狂騒の女)


♡ALTERNATIVA
オルタナは前作の大団円後のストーリーで、誰とも恋愛関係にはなっていないけど、話進めていくと、攻略対象から好意を寄せられるような展開になって、攻略対象それぞれのエンドを迎える仕組み。
ルートのなかでリリィがマフィアに匿われる展開になるんだけど、ファルツォーネ、ヴィスコンティ、老鼠のどれかを選択したときの選ばれたみんなの反応けっこう好き。楊なんて物好きだなんて言うけどそれ自覚してたの?と笑えるし、ファルツォーネ選べばダンテが紳士的に受け入れてくれるし、ヴィスコンティ選べば前にも来てたもんな!慣れてるよな!また寛いでくれ!みたいなギルがみんなに軽くマウント取ってくる(笑) 大団円の続きだからね、ここのリリィちゃんはわりとギルに好意的だよね、そう感じてるよ、推せる。スチルもいや~~良い!!癒される!!素敵!!ってものが多かった印象。ギルの最後のスチルが好きです、推し贔屓目だけど。あの体格差とセリフ、そして照れちゃうリリィ。これは脈アリだぞー!!行けー!!!押すんだギルバート・レッドフォード!!と思いました。その後がとても楽しみ妄想捗る(特大スマイル)


♡アンリ・ランベール(CV立花慎之介)
はぁーーーアンリ、この話してしまいますか?はぁ、しますね。まずここから言おう、ピオフィ誰推しててもいいから、1926ではアンリBADを最後に持ってこないでください。プレイしたらわかる、感情が死ぬ。これ〆にしたら後味悪すぎので。
さぁアンリ、無印の隠しルートだったわけだけど、正直に申し上げると私、アンリのこと好きではなかったし、なんであそこでヒロインがアンリを助けたいと思ったのか謎過ぎたのね。無印ではヒロインに感情移入できなくて、アンリの良さ、顔と声しかなくね?面食いか?と思ってた🤷‍♀️黙。
ぶっ飛んでるディレットーレは嫌だったし、仮面剥いだら物静かで掴めない男で、そんな期待値低めの1926スタート。他ルートでは完全に結ばれた2人のその後の話だけど、アンリルートでは結ばれてはいなくて、だけどヒロインが好意寄せてるなってわかるからさ、プレイヤーの私もだんだん気持ちが乗ってくるわけですよ(チョロい)。いや~~この片思い、焦れる焦れる。とてもすごく良かったんだよ1926アンリルート!!!(大声)
アンリには犯した罪があり、全てを終えて生きる理由をなくしてたところを、リリィが死んでほしくないと、そこから2人の愛の逃避行が始まったと記憶してたんだが、1926恋愛関係に至っていない!!わお!!一緒に住んでて手を出さなかったんか?!って後にブルローネマフィアたちにも驚かれるけど、ほんと驚きだよな、プラトニックすぎる。それもアンリは罪を犯した自分はリリィの気持ちに応えられないと思ってるから、好意に気づいてはいても、わざと知らん顔して遠ざけてるんだよね。絶対にアンリもリリィに好意あるのに。自分の感情を押し殺してることにも気づいてなさそうなアンリ。もっと欲張りになってくれよ(涙)
好きあっちゃいけないと思ってるのに、惹かれちゃって、甘酸っぱい空気が流れてるあの距離感、最高にいじらしい。焦れる、このなんとも言えない空気感良い~~~!!!気持ちを突っぱねるけど、所々の仕草にリリィのことが大事、大切って気持ちが出ちゃってるアンリ・ランベール最高では?何も望まないような顔して、リリィのことは絶対に守るマンしてるんだもんな。リリィもね、アンリのことが好きだから、アンリの気持ちを大切に考えて、自分の感情を押し付けるようなことはしないの。アンリの迷惑になることはしたくないと。だから焦れて焦れてたまんねえ!!良い!!!(大声)
過去の酷い仕打ちのせいで、人に触られることが苦手なアンリだけど、リリィには思わず触れてしまうってところも良くないですか、ええ、とても良い。いろいろあって抑えられなくなって(雑)、アンリはリリィの気持ちを受け入れて、2人は結ばれることになるけど、無印で「君だけは助けたい」と憎悪を抱く複雑な感情の中で思っていたアンリが、リリィを鍵の乙女という縛りから解放するの良すぎませんか??触られるの苦手だからそういう行為も苦手なはずなのに、リリィとはしたいと思ってくれるアンリに情緒乱されまくりません???しかも肌晒すことを強張るアンリに気づいてリリィからそっとシャツのボタン外しにいくの………なんてこった、良い情事すぎた。キスシーンも大変丁寧。繰り返し口づけてくれる。良いぞもっとやれ。極上のCV立花慎之介、最高。調教され済みクレドなので「やめてほしい?」言われたときには魂震えました。やめないで、もっとして…………(泣)
結ばれた後もハラハラ展開だけど、TRUEでは穏やかな幸せに包まれる。はぁ、アンリリの平穏な幸せを永遠に願う。
BADは辛辣すぎ。無理。思い合ってるのに気持ちがガンガンにすれ違ってて全然通じ合わない!!!まぁBADだからそうだけど、身体は繋がってそばにいるのに、お互いの気持ちだけがとっても遠い、近づくことはない残酷さ。なんともしんどいシンドバッド……………。追い討ちかけるようにブルローネマフィアたちも………うう、もうこの話はやめよう(T_T)


アンリについて語り足りないですが、めちゃくちゃ語りすぎてるのでこの辺で終わります。
冬の市で発売されたSSも何人か読んだけど大変よろしくて、今度は1926後のキャラクタードラマCDが出るって?
ちゃんとアンリもいるじゃないの。楽しみすぎでは……………ピオフィよ、永遠に続け。


ええ、アンリが思いの外、私の性癖をやさしくじわじわと侵食してくれたので大変良い大穴でした。最高。そりゃ、CV立花慎之介には叶わないよ!!わかってたよう!!!(悔し泣き)

私の乙女ゲームデビューが狂って騒ぐバンドマンたちなのでね、だめですね。私の原点みたいなもんなので、感想書いててもめちゃくちゃ感情が持ってかれてて。すまんね。
キャラの声のトーンが似てるから余計にたち悪いんだよ!!!(逆ギレ)
ピオフィやって、ギルバートとアンリのこと良いなって思った人は、ぜひDYNAMIC CHORD feat. KYOHSOをプレイしてくれ!!!(ついに宣伝)
圧倒的な太陽属性で照らしてくれるCV森久保祥太郎と、影があって掴めないCV立花慎之介だから、絶対に刺さるんだわ!!!
扱いづらくて変わり者のCV石川界人もとても良いので。最推しです。。


なんにせよ、ピオフィくんの続編を待ってるから。
頼むよ、ピオフィオーレの晩鐘。これからも。

Ciao😜

♡ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio1926- ネタバレ感想 前半

HELLO!どうも!!!私です!!
2021年1本目にプレイしたのは、ピオフィオーレの晩鐘の続編!!Episodio1926!!!拍手~!!

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はぁ~~あのね、これとても楽しかった。
すっっっっっごく楽しかったのね。(語彙力)
本当に楽しくて最後までチョコたっぷりボリューム。

前作は私、Vita版でプレイしてたので最初の攻略キャラやってからは軽く2年とか経ってて………記憶が危ういところもあるかと思ったけど、始めたらすぐにブルローネに馴染んだ🥰
1926終わって「ricordoもやろうかな」と思うくらいには楽しかった~!!!どうやらricordoには無印のバッドエンドのその先の話もあるっていうじゃないですか………。コワ、超気になる、やりたい。(限界オタク)


感想らしき思いの丈を綴りたいのですが、続編ということでネタバレなしは苦しすぎるので、ネタバレじゃんじゃかしながら綴る。
無印の感想は書いてないんだけどね。それはいつか気が向いたらね。(フラグ)


攻略順は、続編だし好きなところからやろう!!と公式オススメとかガン無視で進めたわけですが、後半は先にプレイしてた友人にアドバイス受けながら進めた(*・∀・)つ


1926にはルートが大きく3つ。
無印各ルートの続きで5人の個別ルート、大団円の続きということでAlternativa(この中にも5人のエンドがあり)、そしてもうひとつアンリルートがある。攻略制限はアンリで、オルタナで誰か1人のエンドを迎えないと開きません。すごくない??超ボリュームたっぷりなんだけど。


私は、ギルバート→ニコラ→オルロック→楊→ダンテ→オルタナ(大団円以外)→アンリ→オルタナ大団円、でやりました。

でもやったあとで攻略順すすめるなら、私はシナリオを重視なので、
ギルバート→オルロック→ダンテ→楊→ニコラ→オルタナ→アンリ(※ただしBADを先にやれ)
になるかな。
アンリのBADを1926の〆に持ってこないでください、もれなく絶望で打ちのめされる。立ち直れない。



ピオフィオーレの晩鐘では、鍵の乙女と墓守の一族という切っても切れない"運命"があるんですけど、この運命を「そんなもんクソ食らえ!!!f*ck off!!」するのが1926だなぁと思いました。(言い方よ)
よって、鍵の乙女の運命男および前作で鍵の乙女の運命なんて"う"の字も出てこないうちにヒロインを幸せにしちゃった男は1926の舞台では霞みます。(※当方の主観です)


そして、死すら2人を別たない世界………。それがピオフィオーレの晩鐘なんだと。死が2人を別つまでという、誓いの言葉すらクソ食らえな世界、ピオフィオーレの晩鐘。

いや、BADもね、TRUEエンド進むのと、まるまる2章分ストーリー分岐してんのよ。ほんともうBADまで作り込まれてて苦しい、しんどい、好きなの………。(沼)



ここで言っておくけど推しとシナリオの良さは必ずしも一致しないのだ。推しルートのシナリオに物足りなさを感じてしまうこともある、許せ。
じゃあ、プレイしたルート順にざくっと語る。


♡ギルバート・レッドフォード(CV森久保祥太郎)
ほんっっっとにこの男は、かっこよすぎるんですが。なんなんですか。ただただかっこいいんですよ、ギル。ゆえに物足りないんですよね。(早速暴言)
前にツイートで見た言葉を借りるとですね、乙女ゲームっていうのは面白い男たちが各ルートでさらに面白くなるゲームなんですよ。かっこいいだけじゃだめ、面白くなってくんなきゃつまらんのですよ!!!黙
それでも1926では少し弱ったところを見せてくれてしょんぼりしてたギルバート。でも他キャラに比べたらあっさり立ち直る。いやいやいや、もっと弱る日々を送って!?ヒロインがいないとだめだ、今夜だけは俺の我が儘に付き合ってモニョモニョ……ぐらい弱って!?!?(黙れ妄想)
ただスチルはすっっっごいよかったです、風呂。またここでも風呂か。私の推し、もれなく風呂芸人やってて笑うんですけど。(すまんな、これでもギルバート推し)
あとね、前作からのことではあるけど、ギルルートのリリィ(ヒロイン)が他ルートに比べて女の子らしくて可愛いんですよね。ギルが「漢!!!!」らしいせいなのかもしれないけど、リリィの仕草も女の子って感じでとても可愛いの。さすがギルバート、無印で運命関係なしにただの恋愛しただけの男は違うよね。そうですギルバート、無印で運命とかそんなしがらみのことは一切触れずにただただ恋愛した。運命関係なしにヒロインが惹かれるくらい本当にただの良い男なので。
ギルルートのBADは比較的に優しいほうだったかな。切なくてやるせないけど、2人とも生きてたからね。(優しいの基準な)
このピオフィオーレの晩鐘という作品の核になる"鍵の乙女"、ブルローネに眠る聖遺物にはあんま触れてこないルートなのでシナリオの厚みが全体的に物足りなさを感じてしまうけど、ギルは良い男なのよ。ほんとただかっこいいのよ。
サブキャラでいえば、ギルの死んでたはずの父親が出てくるわけですが、名前がユージーンって、ラプンツェルかよと笑ったよ。頭の中で自由への扉が流れたわ、草。父親出すならハートフルストーリー仕立てにしてほしかったなぁ。ただのクソ親父でした。そしてまさかの腹違いのギルの弟も登場。本当にただのクソ親父、そして薬でイッちゃってる腹違いの弟。せっかく血の繋がり出すなら良い話にしてくれたらなぁ。こんな毒親の顔、知らなくてよかったなぁ……(涙)


♡ニコラ・フランチェスカ(CV木村良平)
1926プレイ前から期待していたこの男。なぜなら何かで見たルート紹介が「運命を自ら掴みに行く男」ですよ。そんなの好きにならないわけがないと血が騒ぐ。そんな、ねぇ、運命を自ら変えるっていうんだから………惚れるしかないでしょうよ。
無印プレイ前の初見では、実は私、ニコラが推しだったの。でも実際にプレイして、ニコラの嘘つきみたいなところがちょっとあんまり刺さんなくて……(そしてギルに落ちた)。だからそこまで高い熱量持たずにルート入ったのね、直前には推しのギルやってたのもあるし。
だがしかし、ニコラルートに入った途端のことよ。「アッ、あま………!!何これ!アァ…………(沈んでいく音)」と完敗。なんなの………ニコラ、甘過ぎ!!リリィに囁く言葉ひとつ吐息ひとつが甘過ぎませんか絶叫。甘過ぎて、砂糖漬けにされる………!!シロップ漬けにされる…………!!!(震え)
だってまずスタートが寝起き、ただでさえ甘ったるいその空間で「リリアーナ、僕のお嫁さんにならない?」だってよ。無理でしょ、無理無理。糖分摂取しすぎてしぬ。糖尿病の人は即死だよ!!そしてお嫁さんになってくれないと起きないとグダる~~(頭抱え)。これにはリリアーナも照れて、あ~はいはいなるなる!って冗談だとあしらうんですけど、これでプロポーズ成功したと思い込むニコラ、くっ………可愛い。そしてこれわりとルート終盤まで引っぱるから笑う。プロポーズ成功したと思い周囲へ婚約者だとマウント取るニコラと、自分が照れるからみんなの前でからかってくると思ってるリリィ。このすれ違いがまず美味しいわ。
ニコラルートでは、本来なら鍵の乙女は墓守の一族の当主・ダンテと結ばれて聖遺物の封印を解くことができるところ、ニコラとリリィがくっついてリリィが鍵の乙女の資格をなくしたと思われ、封印が解けなくなった!お前はなんてことしてくれたんだ!となってる状況なんですね。リリィの知らないところで、責められる気持ちに苛まれてるニコラ。でも自分は鍵の乙女に不相応な男であるという負い目はリリィの前では一切見せず、何とか方法はないのかと探るニコラ。リリィのことはデロデロに甘やかしておきながら、その一方で一人で抱え込むところが、ううーん、とてもフランチェスカぁ………!!
最終的にはどうにかこうにかニコラにも墓守の一族の資格があって封印解けることがわかるんですが……(冷静に考えてみればそうよね、ダンテが生まれなければニコラがカポだったわけだし)。封印を解くかどうか、解いたあとどうするかってところまで含めてとてもフランチェスカぁ………!!いや、ほんとこの男はずるい!!ずるくて賢い!!!涙
まさかの楊が出てきたときは、なんで楊!!!何してんの楊!!!生きてたんかワレ!!!って思ったけど(笑)
ニコラは個人的にはBADが印象深い………。リリィを失くしたニコラの慟哭。とても泣ける。
てゆうか、BAD突き進んでる道中でも甘い展開ただよわせて、スチルばんばん出してくるから憎いよね、ピオフィ1926。BADに向かって進んでるのに、教会で誓いの言葉を交わすの、ずっとそばにいる、死が2人を別つまで。なのにリリィを失くす………リリィを失くしてもニコラは涙も流さず仕事を頑張るのね、全ての仕事を早く片付けようと。"死すらも2人を別つことはない。その方法を僕は知っている"ーーー。震えた。
アカン!!!ダメよ!!そんな物騒な考え方!!!もっと幸せな考えを持ってよ!!と泣いたね私は。同じオトメイトの男、原田左之助の考え方と真逆すぎる!!!展開も真逆だけどさ!!原田はね、共に生きた証は続いていくって!!!俺たちは死んでもずっと一緒だって!!そう、言うんだからァー!!!(強制終了)


♡オルロック(CV豊永利行)
無印でめちゃくちゃ殺伐としてた使徒オルロックのルート。開始時点で誰が生き残ってんのよってくらい前作のクライマックスがザシュ!ザシュ!!(血飛沫)祭りだったよね。それを乗り越え、教国で手にした2人の穏やかな幸せ…………この穏やかな幸せがずっと続きますようにって祈ったんだよ私は。
そう祈ったのに、なんでまた物騒なブルローネに戻らなきゃいけない!?!?フォルツォーネと老鼠のトップ潰しちゃってんだから、戻ったら残党たちに滅多打ちにされるに決まってんじゃん!?!?なんでそんな危険なことわかってるブルローネに行かねばならんの……‥やはりピオフィの世界、全然優しくない。オルロックに優しくない世界。
しかし戻ったところでまさかのヴィスコンティが協力してくれる。もうほんとギルバート・レッドフォードよ………なんであんたそんなにかっこいいん?他ルートでばっかりかっこよすぎないか??あん???(悔しすぎて怒)
ヴィスコンティと協力体制組むことになってから、懐の広いギルがヴィスコンティwelcome!!してくれて一緒にごはん食べたりもするんだけど、オリヴァーですよ。ほんともうめちゃくちゃ笑ったオリヴァーのポテト愛。ポテトに対する信頼が厚すぎるwww POTATO食べたらオリヴァーみたいに大きくなれる!!それを真に受けてポテトをモリモリ食べるオルロックにも笑う。あのギルがビビるほど、ポテト茶化すとガチオコプンプンファイヤー!!するオリヴァー最高に楽しい。どんだけイモにガチやねんwwwww
前作のBADではオルロックの実父があの人だってわかるんだけど、1926ではオルロックの本当の名前まで判明。"ノア"だってよ………美しすぎない?その響き。やっぱりオルロックは天使なのでは??もうほんと、オルロックはほわほわの幸せにまるっと包んであげたい感情でいっぱいになる……(涙)
1926では前作で最後に戦ったダンテの言葉が亡霊のようにずーっとオルロックに染み付いてまわるから、ダンテの回想が出てくるたびに苦しい。ダンテの言霊がオルロックを悩ませる。ほんともう、亡くなってまでダンテやめーや、私はただオルロックには幸せに包まれててほしいだけなんやで……(母性)
1926のオルロックBADもなかなか印象的。ここでついにエミリオの正体もわかる。ずっとずっと転生して行く末を見てきた彼、輪廻を終わりにしたくなる気持ちわかるわ………エミリオ、どうか安らかに眠ってほしい😭
そしてここでも、死が2人を別たないエンディング………。めちゃくちゃ泣いたけど、めちゃくちゃ性癖に刺さった。生死別れて生き残るくらいなら、2人で一緒にいられる時間が永遠に続くように、と。ギルバートの回想でぴえんぱおんぴえんが止まらなかった(号泣)


っと、思いの外ながーくなっちゃったので、続きは次の記事にすることにする(;-ω-)
じゃあまた、チャオ😜

♡灰鷹のサイケデリカ プレイ感想

HAPPY NEW YEAR 2021~!!!
新年一発目のブログは年末に滑り込みトロコン!!2020年の締めくくりにプレイした「灰鷹のサイケデリカ」!!!

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狼の一族、鷹の一族が対立し合う、雪の降り続く閉ざされた世界。
ヒロインは狼の一族の長に育てられた。性別偽って男の子として、魔女であることがばれないように。
狼の一族の長には2人の息子がいて、対立する鷹の一族の長には1人の息子が…。


黒蝶やってサイケデリカの世界観にハマって、やるつもりなかった灰鷹にも手を出したけど、、灰鷹の重みもこれまた………(ToT)良

黒蝶より灰鷹のほうが全体的に暗くて重いストーリー。みんなまるっと幸せになれることはなくて、何かの犠牲の上に成立する刹那的な儚い幸せの光を掴みにいく😢


サイケデリカシリーズは閉鎖された空間で限られた登場人物たちの間で生まれる出来事、歪む関係がグサグサくる。背負ってるバックグラウンドが重い登場人物たち、その生きていく道、生きてきた道がどう重なっていくか……。相手を思うがゆえ、明るい未来を思うゆえに、そうなってしまう世界。
こうゆうの、私は好き。(ハニブラの女)

最後にこうでした!!っていう圧倒的な陽のハッピーエンドが描かれるわけではなく、登場人物たちみんなの幸せをどうか願わずにはいられなくなる、余韻がすっっっごい作品でした。


黒蝶以上に何を言ってもネタバレになる灰鷹。
攻略順はセーブが楽なように進めてしまったけど、A girl endが正規エンドだろうね、なるべく後に回してほしい。
旅人エンド、魔女エンドは攻略制限あってこの少女エンド踏まないとだめだけど。
それ以外はどこからぶち当たっても同じだろうよ。少女エンドが正規エンドでメインルート、これ以外はおまけと思っとけば気が楽だよ。しょうがないよね、パケ男は背負ってるものが強すぎんのよ🤷‍♀️


この灰鷹のサイケデリカの世界で、根本的な解決に至るエンドがまず少女エンドと魔女エンドだけ?
魔女エンドは旅人エンドから派生するから旅人エンドって言っていいのかな🤔
攻略対象たちのエンドは、仮初の幸せを掴むだけで問題の根本は解決していない。いつ終わるかいつ崩れるかわからない泡沫の幸せ。(しんどい)

恋愛エンドあるのは4人……?
公式のキャラ紹介でヒロインの次に出てくるハイタカとは恋仲にはなれない。なりたくても、うっ、事情がなぁ(天を仰ぐ)


キャラにフォーカスしながら感想だよ。
なるべく伏せるから伝わらんかもしれん🤦‍♀️


ハイタカ(CV平川大輔)
ヒロインの次に、最初に登場する男。登場した瞬間、悪夢にうなされるヒロインのまぶたにキスする大人の男!優しく慰めてくれる男!!何これ~!?好きになるだろ!!!と思いましたが攻略できなかった。
いや、もう、ハイタカは攻略したかった。それに尽きる。わかるけど、事情はわかるんだけど~!!ああ~~!!!(大の字バタバタ)
怠惰に生きててどこか掴みどころのないヒモのダメ男、自称ハイタカさんですが、若い頃のビジュアルが最高に好きです。この世界が生み出された原因に深く絡んでくるんだけど、はぁ🤦‍♀️
わたしゃアンタと幸せになりたかったよ。メリバになるし恋愛エンドではないけど、ハイタカエンドはけっこう好きだよ。ハイタカのエゴかもしれないけど、つらいことから守ってくれる、そんなエンディング。そこに、愛はあるんか?本物の愛はあるんか??(女将発動)


♡ラヴァン(CV日野聡)
狼の一族の長の長男、次期当主。圧倒的包容力お兄ちゃんのラヴァン。お調子者の弟と違って、落ち着きのある凛々しいラヴァン。こんな人と幼少期から過ごしたら好きになってるに決まってるだろうな~、いくらヒロインが男の子として育てられてるとはいえ私だったら好きになると思う。(チョロい)
実はまぁヒロインが打ち明ける前からヒロインのこと女の子だってわかってるんですが、そして恋心抱いてるんですが、わかってて隠してたんかお前~はぁ~~もう🤦‍♀️ってなる。彼は父親の愛情深い血を強く引き継いだ男。自分の使命を果たすために恋慕する気持ちを押し止めるのがまた一興よ。
鷹の次期当主、ルーガスと対立するのも良い展開。おいしかった。まじパケ男がルーガスじゃなければラヴァン優勝だよ(涙)


♡レビ(CV斉藤壮馬)
顔がイケメンのお調子者、狼の一族の次男レビ。まず立ち絵がイケメンすぎる。顔が優勝すぎた。照れ顔、驚いた顔もうなーーーんでも可愛いイケメン。
ですがまぁ~~とんでも爆弾を抱えているのがレビ。地雷な人はほんと地雷でしょう。理由がある、そうゆう性だとしても、愛していたとしても、彼の全てを受け入れるのはなかなか大変だろうよ。川辺のあのシーンはわりかしトラウマになるだろうよ。いろいろ通ってきて(X-day事件とか、マフィア抗争とかね)、物騒な展開には少し慣れてしまった乙女ゲーマー「おおい!なにすんだ!!」とプレイしましたけど、もっとヒロインを心配すべきだったな。振り返ってみればあんなことしてくる攻略対象なかなかよ!!!レビは父親の獣の血を強く引いちゃった可哀想な子だけど、エンドはあれでよかったんじゃないかな。犯した罪は消えないし、赦してもらえることじゃない。償わなきゃいけない彼が、幸せを掴むなんて簡単なことじゃない。綺麗事じゃ済まされない。
レビにとって、ヒロインがただそばにいてくれる、それが最上級の幸せなんだよなぁ(涙)


♡ルーガス(CV古川慎)
鷹の一族の次期当主ルーガス。この人、怖い見た目、物騒な噂と違って、とっても純情でまっすぐな心をヒロインに向けてくれるパッケージ男。いやぁ、わかってた、こいつしか勝たんのよ。ヒロインに間違ってキスしちゃってから真っ直ぐでピュアな恋心向けてて、なに、少女漫画か?!ってくらいきれいな恋情を向けてくれる。わかる、女はこうゆうの弱いんや。ヒロインも共通ルートでルーガスに淡い恋心抱いてるよな、わかる、好きになるよな。
ヒロインへの愛情ゆえに、ヒロインの悲痛な願いを受け入れてくれる男。その存在のデカさもう勝てんだろ。ルーガスエンドはちょっとメリバすぎません~!?って感じで何も解決してない仮初の幸せだったけど、少女エンドで全てをかっさらうのがこの男です。少女エンドのルーガス、めちゃくちゃ朱砂やん(オランピアソワレ)。いや、私のプレイ順が悪かっただけで、リリース順なら朱砂がルーガスに寄せてんだよな!(寄せたわけではない)
めちゃくちゃ胸にくるシーンだけど、黒蝶、オラソワ、灰鷹ってやってきてる私、完全にプレイタイトル順をミスったよね。サイケデリカとオラソワはプレイ期間あけるべきだった。でもそんな個別の詳しい内容なんて実際にプレイしてみないとわかんないもんね。はぁ~~せめてオラソワやる前にやればよかった!!!でもそれだと朱砂の感動が薄れるか、、弱ったな(涙)


♡ヒュー(CV浪川大輔)
外の世界から来た旅人。ヒューであり、旅人であり、アッシュであり、◯◯◯◯である。うーん、そう来たかという人物。そうゆう生い立ちなのね、しんどいわ…。最後までどんなポジションなの?ってよくわからないヒューだけど、旅人エンドで全て解決するので読んでね。何書いてもネタバレになるから(涙)
ヒューはヒロインがいるから、ヒューでいられる。物語に登場することができる。傍観者でいたはずなのに、自分の物語を選んでしまうヒュー。欲が出てしまうヒューがなんだか愛しい。そう、ひとりは寂しいんだよね。旅人エンドはもう少し続きがほしかったなぁ。2人は幸せに過ごせるのだろうか。


エンド対象ではないけど、ロレンスがマッッッジでしんどい。
前世の記憶あるやん、ナッちゃん………。
緋影には記憶ないのに、ナッちゃんは覚えててエルリックの後見人して面倒見てるのがなんとも言えん。
それにロレンスの望むこと、ずーっと変わってなくてそのまんまで泣いてしまった。サイケデリカの世界、ほんとナッちゃんに優しくない。
少女エンドで希望が!とも思ったけど、あれじゃあ………アイちゃんと結ばれるのは、、はぁ。


灰鷹やっても結局、ナッちゃんの幸せを願わずにはいられないサイケデリカシリーズ。
これほんとはもう少し続いたのかな?
はっきりとわからない感じ、サイケデリカ全体の真相として次タイトルに続くはずだったのかなぁと思ったり。Switchでいいからシリーズまた出たらいいなぁ。


乙女ゲームっていうよりは、小説読んでるみたいで個別感想とかルートとかよく語れないから、気になった人にはじゃんじゃかプレイしてほしいなぁ。
しんどいけど、面白くて楽しかった!!サイケデリカシリーズありがとう。

さて2021も元気に乙女ゲームやるぞ!!!
またね😃